(3) 最近、果物の消費が伸びていません。そこで、果物の年間購入金額を調べてみました。一人 当たりの購入が最も多いのは世帯主が65歳以上の家庭で、最も少ないのは世帯主が24歳以下の家庭でした。金額にすると、前者は23,494円、後者は5,036円と、約4.7倍も差が開いています。
果物の「敵」は、お菓子だとよく言われています。やはり、菓子類でも購入金額が最も多いのは世帯主が65歳以上で29,117円、少ないのは24歳以下で20,199円となっています。ところが、果物と菓子類とでは、やや違った傾向が見られます。いずれの年齢の世帯主の家庭でも、果物より菓子類の購入金額の方が多いのですがい年齢が上になるほど、この差は小さくなっていき ます。これは、果物の購入を伸ばすためには、若い家摩に対する宣伝がもっと必要だということでしょう。